晴れの日読書録

読んだ本の感想をのんびりと書いていく読書録です。

辻村深月『ツナグ』

ツナグ [ 辻村深月 ]

価格:680円
(2016/11/14 21:06時点)
感想(124件)

私が使者に依頼する事ができたなら、誰に会いたいか――この本を読んだ人は、みんな考える事だと思います。

「生者の都合で死者を消費する」なんて事に思い至らなかった私はとても傲慢なのかな?でも、私はもし自分が死んだ後、大切な人が心の中に私の存在を置いて、支えにしてくれたらとても嬉しい。いなくなった後でも、あなたのために生きられたらとても嬉しい。

 

連作短編集という形式は読みやすいけれど、同時に少し物足りなさも感じました。辻村さんならもっと書き込めたはず。

テーマもまだ完全には描ききってない印象だし、歩美の使者としての役目もまだまだ始まったばかり。この物語の続きを、是非手に取ってみたいです。