晴れの日読書録

読んだ本の感想をのんびりと書いていく読書録です。

辻村深月『ロードムービー』

ロードムービー [ 辻村深月 ]

価格:972円
(2016/11/13 22:25時点)
感想(3件)

講談社ノベルス版。単行本は既読だったため、単行本未収録の短編を堪能しました。

「トーキョー語り」は、辻村作品にしては珍しく鬱屈してない素直な子が語り手。

田舎でもなく都会でもない下町暮らしの私には篤志が抱えるルサンチマンは分かりにくかった(この話は読者の土地柄によって感想が変わりそう)けれど、思った事は「みんな違って、みんないい」でした。都会に憧れても地元で満足しても、子どもっぽくてもどんなでもいいのだと。